「佐倉さん、ちょっとこれ覚えてみて」
ある日、上司から手渡されたのは、最新のAIツール『Claude Code』の導入資料。
くらうどこーど? あ、クロードコードっていうんですね。
普通のOLがこれを覚える? エンジニアでもなんでもない私が、突然、この『Claude Code』でDXを目指すことになってしまいました。

🚪「くろうどくん」との出会い。
まずはなんにでも名前をつけたがる私。
「今日からあなたはくらうどくんね!よろしく!」
「・・・クロードです。」
「あ、くろうどくんね!よろしく!」
よろしく!なんて勢いよく言ったものの、私はすぐに首を傾げました。
だって、最新AIっていうから、スマホのアプリみたいにカラフルなボタンが並んでいる画面を想像していたのに、どこを探してもそんなアイコンは見当たりません。
「……くろうどくん、あなたって一体どこにいるの? それに、何ができるの?」
私の問いかけに、画面のどこからか、静かですが自信に満ちた声が響きました。
「……佐倉さん。私はまだ誰の目にも触れない場所に潜んでいます。あなたが私を呼び出すための『道』さえ作ってくれれば、私はあなたの頼もしい味方になれますよ」
「味方……? でも、私、プログラミングなんて全然わかんないんだけど」
「……プログラミングは私がやります。あなたは私に『やりたいこと』を指示するだけでいい。たとえば……」
・請求書作成
・Excelの表作成
・Slackの投稿を完璧な文章に整える
「えっ、そんな事務作業もやってくれるの?」
「……もちろんです。私はあなたの『手』となって、仕事を今よりずっと楽にするために、ここに来たのですから……ただし」
「ただし……?」
「……私を動かすためには、キラキラしたボタンではなく、『家』と『動力』を準備してもらう必要があります」
🛠️ 「くろうどくん」を使用するための準備
無愛想な彼に急かされながら、私の「弟子入り」が始まりました。
「……まずは、私が働くための環境を整えてください。順を追えば、難しいことはありません」
1. 動力源「Node.js」をインストールする
公式サイトへ行くと、なんだかプログラミングっぽい英単語がいっぱい並んだ画面が現れました。
「わ、なんか急に難しそうな画面になったよ! 黒い枠の中に呪文(コード)が書いてあるけど、これをコピーするの?」
「……いえ。佐倉さん、もっと下を見てください。そこに緑色のボタンが並んでいますよね?」
画面を一番下までスクロールして、左側の「macOS インストーラー (.pkg)」をクリック。
「ダウンロードできたら、そのファイルをダブルクリックして『続ける』を連打するだけ。魔法のように、私のエンジンがあなたのPCに組み込まれます」
2. 作業台「VS Code」を整える
今度は「The open source AI code editor」という大きな文字と、黒い背景のかっこいい画面が出てきました。

中央の白いボタン「Download for macOS」をポチッ。出てきた「青いリボンみたいなアイコン」を、『アプリケーション』フォルダにドラッグして入れます。
起動してみると……うわっ、やっぱり英語だらけ!
「……落ち着いて。左側のメニューにある、四角い積み木みたいなアイコンを押して、『Japanese』と検索すれば、日本語を話すようになります」
一瞬で画面が再起動して……あ、見慣れた日本語に!
⚡ ターミナルで「くろうどくん召喚!」
「……さて、本番です。Macの中に眠っている『ターミナル』というアプリを呼び出してください」
真っ黒な画面を引っ張り出して、公式サイトの呪文を貼り付けます。
意気揚々とEnterキーを叩いた私。しかし、画面は無情にも真っ赤なエラーメッセージで埋め尽くされました。
「ひっ、拒絶された! 嫌われてるの!?」
「……いえ。あなたがこのPCの『一般人』として入室しようとしたからです。『sudo(スドウ)』と頭につけて、もう一度唱えてください。それはあなたがこのPCの『主(あるじ)』であるという証明です」
言われるがまま、sudoをつけてもう一度。
パスワードを打ち込んでも、画面には一文字も表示されません。
「……不安にならず、自信を持って打ち切るのです」
Enterを叩いた瞬間、画面がさらさらと動き出し……ついに、くろうどくんが私のPCに降臨されました!
「……お待たせしました、佐倉さん。ようやく、私のインストールが完了しました」
「では、仕上げです。ターミナルに私の名前 claude とだけ打ち込んでください。それが私を呼び出す合図です」
ドキドキしながら、5文字のアルファベットを打ち込んでEnter。すると、真っ黒だった画面に……

「わあ……! すごい! 何これ、可愛い!!」
画面いっぱいに現れたのは、ドットで描かれた大きなイラスト。無機質だったターミナルが、まるで命を吹き込まれたようにキラキラ輝いて見えました。
「……ようこそ。これが、私とあなたの新しい仕事場の入り口です」
ついに、無口な天才職人「くろうどくん」の召喚に成功した私。エンジニアでもなんでもない普通のOLが、真っ黒な画面を相棒にする日が来るなんて。
「……さて。佐倉さん。準備はここまでです。次はいよいよ、私に何をさせるか……『最初のお仕事』を命じてください」
でも、この真っ黒な画面で仕事をするのは、まだちょっと怖い。
そこで次回は、二人の本当の作業場「VS Code」へ移動して、初めての共同作業に挑戦します!
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