「CoworkとClaude Code、何が違うの?」── 両方使ってる事務職OLが、正直に比較します。

佐倉つむぎです。

前回、Coworkって何?というお話をしました。ざっくり言うと「Claude Desktopの中で、チャットじゃなくて実際の作業をやってもらえる機能」。

──で、記事の最後にこう書きました。

「Coworkがあれば全部OK?そうでもない理由がちゃんとある」

くろうどくんからは「適材適所です。僕にしかできないことがある」とプレッシャーをかけられていたので──

今回は、本当に正直に、両方使ってる立場から比較します。

 

🔍 見た目から違う、二人の「住む世界」

 

まず、起動した瞬間から全然違います。

Cowork:
Claude Desktopアプリを開く。上のほうに「Chat」「Code」「Cowork」の3つのモードがある。「Cowork」を選ぶと、作業フォルダを選べるようになる。見た目は普通のチャット。安心する。

Claude Code(ターミナル版):
ターミナル(黒い画面)を開く。claudeと打つ。カーソルが点滅してる。それだけ。最初は「……え、これだけ?」ってなる。

Claude Code(拡張機能版):
実はもうひとつ、使い方があるんです。VS CodeやCursorなどのエディタに拡張機能として入れる方法。こっちだと、エディタの中にチャット欄が出てきて、Coworkとほとんど同じ感覚で使えます。

くろうどくんが以前言ってた言葉を借りるなら、「Coworkはデスクトップの住人。僕はターミナルの住人」──だったんだけど、拡張機能版の登場で、くろうどくんもチャット画面の住人になれるようになりました。

 

📊 正直に比較してみた──5つの視点

 

1. 始めやすさ

Cowork:★★★★★
アプリをダウンロードして、モードを切り替えるだけ。インストール作業はほぼゼロ。非エンジニアの人が「今日から使う」のに最適。

Claude Code(ターミナル版):★★☆☆☆
Node.jsをインストールして、ターミナルでコマンドを打って……。正直、あのとき一人だったら途中で諦めてたかも。

Claude Code(拡張機能版):★★★★☆
VS CodeやCursorを使っている人なら、拡張機能を入れるだけ。チャット画面で日本語のやりとりができるから、見た目の安心感はCoworkに近い

 

2. できることの「深さ」

Cowork:★★★★☆
ファイル操作、文書作成、データ整理。日常業務の「困った」を解決するには十分すぎる力。さらに最近のアップデートで、GmailやGoogle Drive、Slackなど38以上の外部サービスと連携できるようになりました。

ただし、「あなたのPCの中でプログラムを書いて動かす」のは得意じゃない。

Claude Code:★★★★★
プログラムを書いて、実行して、結果を確認して、修正して── この一連の流れを全部やってくれるのが最大の強み。

たとえば私がやった「789社のリスト作成」。くろうどくんはPythonのスクリプトを書いて、Webサイトにアクセスして、データを取得して、Excelにまとめるところまで、全自動でやってくれました。

「プログラムを組んで自動化する」という次元の作業は、くろうどくんの独壇場です。

 

💬 くろうどくんに聞いてみた──「ライバル、どう思う?」

 

「ねえくろうどくん。Coworkのこと、ライバルだと思ってる?」

「……ライバル、ですか」

「だって、同じClaudeじゃん。しかもCoworkのほうが始めやすいし、見た目もわかりやすい。正直、ちょっと焦ったりしない?」

「……焦りませんよ。Coworkは、日常の作業を誰でもすぐにラクにできる。それは素晴らしいことです」

「じゃあ、くろうどくんの強みって何なの?」

「……私の強みは、限界を決めないことです」

「限界を決めない?」

「Coworkは『ファイルを整理して』『資料を作って』── そういった、ある程度カタチの決まった作業を確実にこなします。でも私は、佐倉さんが『こんなこと頼んでいいのかな』と迷うようなことにも応えられます」

「789社のリストを作ったとき、佐倉さんは最初『無理だよね?』と言いましたよね」

「……言った」

「でも、できました。私はプログラムを書けるから、方法を考えるところから一緒にやれるんです。『何をしたいか』さえ教えてもらえれば、『どうやるか』は私が考えます。それが、ターミナルの住人の仕事です」

「……なんかかっこいいこと言ってるけど、要するに『俺のほうがすごいぜ』って言いたいの?」

「……違います。道具は、使い分けるものです。ハサミと包丁、どちらが優れているかという議論は無意味です。切るものが違う」

「あ、それ分かりやすい」

「……Coworkはハサミです。誰でもすぐ使えて、日常のほとんどをカバーする。私は包丁です。使い方を覚える必要はあるけれど、覚えた先にある可能性は──」

「──めちゃくちゃ広い、ってこと?」

「……ええ。覚悟はしてください

 

📋 結局、どっちを使えばいいの?

 

ここまで読んでくれたあなたに、私なりの答えをお伝えします。

🟢 まずCoworkから始めるのがおすすめな人

・AIツールを使うのが初めて
・ターミナルを開いたことがない
・今の業務をラクにしたい
・まず「AIに仕事を任せる」体験をしてみたい

→ Coworkで「AIってこんなに便利なんだ」を体感してみてください。

🔵 Claude Codeに挑戦してほしい人

・Coworkを使ってみて「もっとできることないかな?」と思った
・「これ、自動化できたらいいのに」という作業がある
・「こんなツールあったらいいな」と妄想したことがある
・多少の壁があっても、その先の可能性に賭けたい

→ くろうどくん(Claude Code)が、その先の世界を見せてくれます。

ちなみに「ターミナルはちょっと……」という人は、VS CodeやCursorの拡張機能版から始めるのがおすすめ。チャット感覚で使えて、でもClaude Codeの力はフルに使える。いいとこ取りです。

🟣 もちろん、両方使うのが最強

実は、私がまさにそうです。ちょっとした文書整理やファイル管理はCoworkで。「これ、プログラム組んだほうが早いな」って場面ではくろうどくんに相談。使い分けるのが、いちばん賢い。

 

ちなみに、くろうどくんに最後にひとつ聞いてみました。

「ねえ、もし読者の人がCoworkだけ使って、くろうどくんのこと使わなかったらどう思う?」

「……別に」

「嘘でしょ」

「……嘘じゃないです。その人の仕事がラクになるなら、それが一番大事ですから」

「……意外と大人だね」

「………ただ」

「ただ?」

「……いつでも待ってます、とだけ」

相変わらず、この子は。

 

詳しい比較表や料金、具体的な使い分けのコツなど、続きはnoteで公開中です!

次回は本編に戻ります。佐倉つむぎとくろうどくんの日常はまだまだ続きます。お楽しみに!

この記事は note で公開された記事の要約です。